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2010年8月23日月曜日

第5回薬物依存症回復支援セミナー





第5回薬物依存症回復支援セミナー IN 北九州

日程:2010年10月9日・10日
会場:北九州市立大学北方キャンパス 本館C303教室
参加費: 3000円+カンパ

【第1日目】(13時00分~18時00分)
・石塚伸一「趣旨説明」(30分)【~13時30分】
・近藤恒夫「薬物対策のいま~新たな総合対策のゆくえ~」(30分)【~14時00分】
・石塚伸一「日本版ドラッグ・コート実現のために」(30分)【~14時30分】
・休憩(15分)【~14時45分】
・西村直之「医療現場における治療と回復支援の葛藤」(40分)【~15時25分】
・丸山泰弘「薬物治療プログラムと同意」(30分)【~15時55分】
・休憩(15分)【~16時10分】
・北九州のダルク「仲間たちとミーティング」(110分)【~18時00分】
・~懇親会~【担当:中村さん】

【第2日目】(9時30~13時00分)
・土山希美枝「他機関連携はなぜ困難か―<つなぎ・ひきだす>関係のために―」(30分)【~10時00分】
・尾田真言「刑事司法手続における薬物依存治療」(30分)【~10時30分】
・休憩(15分)【~10時45分】
・大森●●「保護観察実務における対応」(30分)【~11時15分】
・加藤武士「ダルクの内(うち)と外(そと)」(30分)【~11時45分】
・休憩(15分)【~12時00分】
・わかちあい(40分)【~12時40分】
・クロージング・セレモニー(20分)【13時00分】

2010年8月16日月曜日

中学校での薬物乱用防止教育講演会 生徒さんの感想 2

★ 本当に覚せい剤っていうのは、1度すると、やめようと思っていてもやめられなくて本当に怖いものなんだなと思いました。私も覚せい剤と自分は無縁だと思っていたので、そんなに身近でそれでもって簡単にできてしまうものなんだなと思います。「薬物依存症」っていうのは、やめたくてもやめられないし、大切なものをたくさん見失ってしまうし、そのときすごく気持ちよくても、残るのは後悔とむなしさだけだろうなと思いました。年々、覚せい剤をしている人の年齢も低くなってるし、最近では中学生からでもやってる人がいるときいてビックリしました。もし、仲のいい友達に誘われたら、ちゃんと断ることができるのだろうかと思ったし、シンプルに断るっていっても「1度くらいなら…」と思ってしまうのだろうかとすごく不安になりました。たった1度のその行為で人生の全てをくるわせてしまう覚せい剤。そんな怖い薬物にこれから絶対かかわりたくないし、したくありません!!!!いままでたくさんの覚せい剤の勉強をしてきたけど、体験者から話をきくのは、はじめてで、すごくリアルに話がきけて、いままできいてきた話の中で一番怖かったです。

★ 今日の講演を聞いて、カトウさんはすごく色々な人と関わっていって薬物にはまっていった上に自分の夢とか失っていって、カッコつけて「吸ってた」と言った一言で薬物依存症になってすごいつらくしんどい思いをしてよくぬけれたなぁと思いました。
 カトウさんが僕たちにつたえたかった事は、ダメなことをすすめられた時、それが友達に言われて断れる勇気と麻薬を吸いだすとどうなるかとか幸せから遠ざかっていくことなど薬物のこわさだけではなく周りの関係などやりたかったことなどほとんどのものを失ってしまうということがすごく身にしみました。
 僕も今、言われたら麻薬などダメなことを友達から強くさそわれたらいってしまうかもしれないけど、ことわる勇気をしっかりもちたいです。

★ 本当に薬物をやっていた方から話を聞いたので、とても分かりやすくて、薬物の恐さとかすごく分かりました。自分の友達が「大麻しよ」って言ってきて興味本位でしてみたとかそんなんで人生を台無しにしてしまうのは嫌だと思いました。さいげんして下さったような感じで薬物をすすめられたら恐いし、嫌やけど断りきれないかもしれないなと思いました。そう考えたら、普段からそんな悪い誘いなんか負けない強い意志をもって、自分自身の意見をしっかりもって生活しないといけない思いました。加藤さんは薬物をして、やめられなくなってしまうほどの状態になったのに、それをちゃんと治療してやめることができすごいと思いますが、世の中にはそんな風にやめることはできずいつまでも薬物と共に生活をしている人いるって思ったら、なんか嫌だなって思いました。薬物をしている人が加藤さんみたいにやめると決意したら、世の中にどんどんそんな人が増えたら薬物をする人も減って、やったことない人もダメだなって分かっていたら薬物依存者がへって健康(心体的に)な人がふえていくと思いました。

★ 私は今回の講演をきいて、まずビックリしました。お話してくれる人が、体験者だということにすごくびっくりしたし、そして、思った以上に身近に思いました。
 とても恐いものだと思ったけど、さそいかたもかるい感じで、あまり犯罪になったり、おかしくなるようないけない薬ではないと思いこんだりしてしまうだろうなとも思いました。かとうさんが「ぼくは大事な家族、彼女、仕事、ゆめ、全部なくしました」と言っていたのが、すごくリアルで、本当におそろしいもんだと思いました。
 私には、もちろんだけど、大事でなくしたくないものがあります。それに自分の体も大切です。ですから、ぜったいに薬物をやりたくないと思ったし、どんな小さな誘いでも「私はけっこうです。いりません」といえる勇気と心をもとうとあらためて思いました。ありがとうございました。

薬物の話をすると聞いた時、正直とてもだるいなぁと思っていました。2時間も使ってするもんじゃない。小学校のころに聞いたし、と。でも、それは間違っていました。小学校のころに聞いたのは、こういう症状がでて危ないからしてはいけません。という内容でした。でも今日の話は実体験の話で、すごくリアルでとても怖い話でした。聞いていると本当に薬物はおそろしい物なんだってことがすごくわかったし、きっとこの先薬物などに出会っても絶対手を出さないと思います。特に、最初薬物に手を出した時は、なんにもおこらないというところがすごくびっくりしました。1度薬物に手を出したら、もう抜けられないってことは知っていたので、てっきり最初からなにかおこるんだと思っていました。それを聞いてもっと薬物に手を出してはいけないと思いました。だから今日この話を聞いて良かったです。

薬物乱用・依存防止のための学校講演事業

2010年8月13日金曜日

ETVワイド「薬物依存」

ETVワイド「薬物依存」8月28日(土)教育 午後9:00~11:00

薬物依存が止まらない。芸能人などがワイドショーを賑わす覚醒剤の押収量は昨年から2割増え、
学生や社会人などが自ら栽培、使用する大麻事件は3,822件と昭和19年の調査開始以来、最悪の数値を記録し、
大麻や覚醒剤などの違法薬物を使ったことのある人はおよそ276万人に上るという。
さらに最近ではインターネットを通じて手軽に購入できるさまざまな薬、病院で処方される薬など、“合法的な”薬物に依存する若者も増え、
特に若い女性の間でオーバードーズ(過量服薬)という新たな問題も生じている。

当事者の若年齢化、薬物の原因の多様化など薬物依存を めぐる状況は変化し、回復を難しくしている。
番組では深刻化する薬物依存の実態とともに、「ドラッグ・コート」と言われるアメリカの先進的な回復支援策などをVTRで紹介。
スタジオには専門家や多数の当事者を招き、回復するためにはどうすればいいのか、必要な支援策とは何か、視聴者からの意見も紹介しなが ら、話し合っていく。

[出演] 町永俊雄アナウンサー ほか

2010年8月11日水曜日

中学校での薬物乱用防止教育講演会 生徒さんの感想

中学校で行われた薬物乱用防止教育の生徒さんの感想文です。
演者は京都DARC施設長加藤武士が担当しました。

★ 今、私の周りには薬をやっている人とかいないし、自分にはほど遠い存在やって思ってたけど、今日の講演を聴いて、いつ自分の身に近づいてくるのかわからないものなんだなとも思いました。簡単に手に入りやすいものだし、簡単にやれる物でもあるから、すごく恐いなと思いました。薬を使ってから、周りにもたくさん迷惑かけたし、自分自身も辛かったということを聞いて、自分の周りの人を大切にしないといけないことをあらためて思いました。そして自分自身も大切にしないといけないんやと思いました。「ぜったいやらない」という強い意志が大切やと思いました。

★ 実際に薬物を使ったことのある人から話を聞くのは初めてでした。今日話してくれた加藤さんは18歳から使いだしたことを聞いて驚きました。薬物は大人がするようなイメージがあったので、未成年で使用する人がいるのはとれも恐いと思いました。
 その後、加藤さんの話を聞いて、いつ、どんなことで薬物と関わってしまったり、使用してしまうか分からないということを知りました。自分とは関係ないと思っていることは間違いだということに気が付きました。
 そして、1回ぐらいならという気持ちも間違っているということも改めて分かりました。実際に使ってしまった本人が言っているし、その1回で、また次もその次もとつながってしまうんだということが分かりました。
 これからも、誰かに薬物をすすめられたら、しっかり断ることができるようにしていきたいです。

★ 今日の講演をきいて、薬物は本当にこわいものだということがわかりました。私も自分には関係ないと思っていました。薬物をやったり、やろうとしてたりする人は自分の周りにはいないと思っていたからです。でも、これからいるようになるかもしれないということがわかりました。私は本当に幻覚とかおきないと思っていて、断り方とかもわからんかったから、今日の講演をきいてないと断られなかったかもしれません。でも、もしやろうと誰かに言われたら絶対シンプルに断ります。

★ 薬物は、ぼくは絶対使わないと今まで思っていました。しかし、話をきいているとしんどい時や、なやんでいる時にさそわれるとつい使ってしまうのではないだろうかと思ってきました。薬物を使うと、本当に楽しくなっていることを経験した人から話を聞いたらよく伝わりました。しかし、薬物をたくさん使っていると効果がなくなっていき、すごくつらくなって自殺する人までいるので本当におそろしいものだなぁと思いました。なので、さそわれてもシンプルにことわる事が大切だということがよく分かりました。いろいろ勉強になったので、ありがとうございました。


★ 私は小学校高学年から現在にいたるまでの間、学活で「薬物」について何度か学んだことがあります。でも、いままでそのことを勉強していてもぜんぜん自分と関係がないと思っていました。けど、今日勉強して「薬物」は、関係ないものではないことが分かりました。
 だから、もし自分が薬物を勧められたときの断り方や方法などがよく分かって勉強になりました。もし、今日の学習を受けていなかったら、私はどうすればいいか分からなかったと思います。なので、今日、カトウさんの実話や体験などのその人自身の話が聞けてよかったなーと思いました。ありがとうございました。

★ 以前から薬物についてのいろんな話をきいたりしていたけど、今回はじめて、実際にやっていた人の話をききました。何度きいてもこわいなぁと思うし、絶対にしたくないと思います。体にも良くないし、もしかしたら、大切な友達をなくしちゃうかもしれないし、家族にもいろんな人にもめいわくかけちゃうし、薬物をしていいことなんて一つもおこらないと思いました。やって最初はそりゃ気持ちのいいものかもしれなくて、ずーっとやり続けてしまうものかと思うけど、まわりもくるしいし、自分が一番苦しいと思います。お金もたくさんいるし、大切な友達さえ、まきこませてしまうかもしれない。それは、これからずーっと自分の心に残るものであろうし、一生自分の心のおもり?になるであろうと思いました。
 もし私が友達やまわりの人にさそわれたらちゃんと断れるか不安です。「気持ちいいから」「やせるから」そんな良い言葉ばかりならべられると、心がゆらぐかもしれない。だけどたった一度の人生、薬なんかで苦しみたくないし、もっともっと楽しいこといっぱいしたいから、何があっても、絶対になんとしてでもしたくないです。友達がやっていたら助けてあげたいです。今日の講演を聞いて、いろんなことを考えさせられました。ありがとうございました。

感想を書いてくださった生徒さん ありがとう。
私自身が感想を読ませていただいて力をいただきました。

薬物乱用・依存防止のための学校講演事業

2010年8月10日火曜日

家族プログラム報告(7月25日)

 暑中お見舞い申し上げます。
猛暑が続きますが、みなさまいかがお過ごしですか?

遅くなりましたが、7月25日の家族プログラムについて報告します。当日は、夏真っ盛り。とてつもない暑さでしたが、12名の方が来てくださいました。テーマは、「薬物依存症 ~回復~」でした。このプログラムでは、薬物依存症という病気をしっかりと理解していただくために、薬物依存症について「依存の過程」「回復」の2回にわけてテーマを設定しています。参加者のなかには、すでに何度も「薬物依存症」について聞いたことがある方もいらっしゃいますが、聞く度に何か新しい発見がみつかります。
本を読んだり、体験者の話を聞いたり、家族プログラムで講義を聞いたり、意見交換をしたり、ご家族の方はいろんな形で薬物依存症について学び、少しずつ理解を深めていかれます。依存症という病気について理解が深まるにつれ、自分が何に巻き込まれていたのか、大切な人の身にどういうことが起こっているのかが少しずつ腑に落ちていくと思います。このことは、依存症者との関係の再構築に不可欠です。

薬物依存症者の家族心理ケア事業

2010年8月2日月曜日

ソフトバレーボール


7月31日にソフトバレーボールの練習試合を「ルクール」というチームと3時間練習しました。
京都DARCは、かなりの練習不足で苦戦してしまい、かっての黄金時代(京都市代表3連覇?)とはまるで違う戦い方になってしまいました><;
ルクールの皆様には力を借りて楽しい、いい試合になりました。
ありがとうございました。
又、宜しくお願いします。