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2011年2月22日火曜日

地域力再生コラボカフェに参加して


昨日、春を感じる陽射しの中、京都府庁旧本館正庁にて~府民と行政が意見交換して協働を探る「地域力再生プラットフォーム」~地域力再生コラボカフェに京都ダルクから5名で参加させて戴きました。

”「薬物乱用防止」を地域で取り組もう”というグループ意見交換会のテーブルにつき、立場が違うけれど、薬物問題に携わっている方と同じテーブル、同じステージで出逢いと交流を出来たことは素晴らしいと感じました。「垣根のない横の繋がりが大切」「協働でポスターを作ろう」など、入り口から出口までの問題をどうコラボして、行なっていくかを模造紙に書き、テーマ別に各グループで発表していきました。

府庁旧館の重厚感ある建物、シャンデリア、雰囲気を楽しみ、ハーブティー、クッキーを戴きながら、いいひと時を過ごすことが出来ました。
是非、これからも参加させて戴きたいと思います。

1月の家族プログラム

 寒さも一段落し、花粉便りがちらほら聞こえてきます。みなさま、いかがお過ごしですか? 遅くなりましたが、1月23日に行なわれた「家族プログラム」の報告をお届けします。

 1月のテーマは「家族の回復」でした。12名の方がおみえになりました。私たちは、依存症に振り回されて疲れ果てているご家族の方が、自分自身を取り戻し、依存症者との関わり方を変化させる力を育てていくことを「家族の回復」と呼んでいます。家庭内で「薬物問題」が起こると、ご家族の方は、“なにが、どうなっているか理解できない”“どうしたらいいかわからない”と感じられることが多くあります。しかも、依存症は、ご家族に、状況を把握し、どのようにこの病気に向き合うかを考える時間も与えずに、次から次への「2次的な問題」を引き起こしていきます。多くのご家族の方は、依存症が引き起こす2次的な問題に対応していくことだけで“いっぱい、いっぱい”な状態に追いつめられてしまいます。このように、依存症に振り回されていると、ご家族の方が心身に不調を抱え、倒れてしまうということになりかねません。また、そのように追い詰められている状態で、自分がこれからどのように依存症者に対応していくかを、じっくり考えて、決めていくことはとても難しいと思います。

 依存症に関する情報が限られているなか、孤立しやすいご家族の方が、同じ立場の方と出会い、ともに依存症について学び、気持ちを分かち合うことは、1人っきりでは変えていくことが難しい状況を、変えていく力を育てていくことにつながると思います。そのような場を「家族プログラム」では参加者のみなさんと作っていきたいと思います。

 また、ご家族のなかには、暴力被害を受けた経験があったり、家族内に依存症以外の問題も抱えていらっしゃるなど、様々な理由から「どうしたらいいか」が見えないという方もいらっしゃいます。個人カウンセリングでは、お1人、おひとりの状況にあわせ、カウンセラーが一緒に考えています。1人で考え込まずに、ぜひご利用ください。個人カウンセリングは、予約制です。ご予約は、京都DARCまでお願いします。

家族ケア(地域創造基金)

2011年2月18日金曜日

レクで心も身体もリフレッシュ!!














2月も中旬が過ぎ、冬ももうすぐ去って行きます。春が待ち遠しいですね。
今日は青空が拡がっています。

2月15日、堺市立深井中学校にて「薬物依存の体験を経て」という講演を行なってきました。昨年もこの時期、卒業生に向けて講演をさせて頂きました。進路が決まる真っ只中の時。不安と希望で溢れていると思います。体育館の寒い中、静かに聴いてくれました。何が伝わったのか、心に響いたかはわかりませんが、こちらを見る表情には、真剣さが伺えました。「逃げることは駄目なことことじゃない。いい出逢いの中で、いい逃げ方を見つけて欲しい。」「弱さを見せることは勇気がいるが、打ち明けることが強さかも。」というメッセージを込めて、話しました。貴重な時間を共有出来たことに感謝致します。

昨日17日、ダルクのみんなで”北白川温泉”に出掛けました。三条からバスで百万偏、銀閣寺を越え、比叡山への山道の途中にある、小さな温泉宿。湯船は貸し切り状態で、湯気の中、みんなで心と身体を温めました。ワイワイガヤガヤ、笑顔で癒しのひと時を過ごすことが出来ました。お風呂の後は仮眠を取ったり、本を読んだり、マッサージをしたり、みんなリフレッシュ出来たと思います。

三条に着き、それぞれ何時ものように、自助グループのミーティングへ。自分を見つめ、振り返る時間。ひとりでは出来ないことがみんなとなら出来ること、心を開けば沢山あるような気がします。

2011年2月17日木曜日

第30回障がい者制度改革推進会議が開催

平成23年2月14日(月)13:00~17:00
中央合同庁舎第4号館共用220会議室

第30回障がい者制度改革推進会議議事次第
(開会)
 ○議事
  *障害者基本法の改正について
  *その他

(閉会)
資料1 障害者基本法の改正について(案) [PDF:153KB]
参考資料 わかりやすい第二次意見をつくる作業チーム提出資料 [PDF:120KB]

各委員提出資料

小川委員提出資料 [PDF:220KB]
佐藤委員提出資料 [PDF:308KB]

佐藤久夫委員から各団体の要望書等が紹介
そのなかに、日本ダルク近藤氏、全国薬物依存症者家族会連合会林氏
からのものも提出されております。

2011年2月10日木曜日

『NO DRUG,KNOW DRUG ~やめよう乱用!正しく学ぼう くすりの知識!~』

マンガ冊子「だからボクはダルクにいる -ドラッグなんていつでもやめられると思っていた」が福岡で開催される薬物乱用防止イベント使われます。福岡在住の方は、ぜひご参加ください。

★イベント開催!
日時:平成23年3月6日(日)12:00~16:00
会場:イムズプラザ(福岡市中央区天神イムズB2F)
主催:(社)福岡市薬剤師会、(株)エフエム福岡
参加団体:福岡県警、FM福岡、福岡大学、第一薬科大学など
内容:ステージ(15分のイベントを8本)とブース(パネル展示などを6か所)のうち
福岡大学が1ステージと1ブースを担当します。内容については大麻を主体に紹介する予定です。
会場:イムズプラザ(福岡市中央区天神イムズB2F)
MC:椎葉ユウ
問)FM FUKUOKA 092-533-0810

以下、事業の一環としてイベントが行われます。
(社)福岡市薬剤師会&エフエム福岡 社会貢献事業
薬物乱用防止キャンペーン
『NO DRUG,KNOW DRUG ~やめよう乱用!正しく学ぼう くすりの知識!~』

期 間 2011年2月1日(火)~3月31日(木)
主 催 (社)福岡市薬剤師会、(株)エフエム福岡
共 催 (社)北九州市薬剤師会、(社)宗像薬剤師会、(社)粕屋薬剤師会
(社)筑紫薬剤師会、(社)糸島薬剤師会
後 援 福岡市、福岡市教育委員会、(社)福岡市医師会、(社)福岡市歯科医師会、福岡市PTA協議会、
福岡県、福岡県教育委員会、福岡県警察、(社)福岡県薬剤師会、
福岡県医薬品小売商業組合福岡ブロック
特別協賛 アビスパ福岡(株)、福岡ソフトバンクホークス(株)
協 賛 福岡大学、第一薬科大学、福岡県医薬品卸業協会

内 容
福岡市は、“福岡県の青少年のシンナー乱用検挙者数が10年連続全国1位”が示すように、薬物汚染度が高い都市であるにも関わらず、市民の意識はまだ低い状況です。

「福岡のおとな達がこどもを守る!」

医療関係者、警察関係者、教育関係者、及び行政が手をつなぎ、そこにエフエム福岡も加わり一丸となって、特に青少年の薬物乱用防止を目的とした啓発キャンペーンを社会貢献事業として実施します。
期間中はこのキャンペーンに賛同していただいた著名人の薬物乱用防止に関する啓発コメントがOAされます。薬物乱用防止、みんなで意識して取り組んでいきましょう。

2011年2月8日火曜日

寄付申し込み機能リニューアル

本日は「寄付申込み機能」リニューアルのお知らせです。

各事業の「寄付をする」のボタンを押すと、
その事業への寄付申込ページにダイレクトにつながるようになりました。


京都DARDの事業を選んで寄付

薬物依存症者の家族心理ケア事業寄付お申込みフォーム

薬物乱用・依存防止のための学校講演事業寄付お申込みフォーム

2011年2月1日火曜日

園部高等学校薬物乱用防止講演














昨日、1月30日(月)京都府立園部高等学校、薬物乱用防止の講演に行ってきました。
昨年に引き続き3年生を対象に50分程度体験談をもとに話させていただきました。
内容は、
薬物と出会う前の私、
出会ったきっかけ、
どのような薬物、
なぜ使い続けたのか、
使い続けることで何が起きたのか、
使い失ったものとは、
なぜやめられないのか、
病気になるってどうゆうこと、
薬物をやめ続けているダルクの仲間たちとの出会い、
新しい生き方「今日だけ」「ありのままの自分」
薬物を誘う人は身近な人から、
誘われたときどのように対処するのか、
などなど

高校を卒業して、自分らしく薬物を使わず新たな道を歩んで行ってください。

12月の家族プログラム

お正月も過ぎ、慌ただしい日常が戻ってきました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 さて、昨年最後の「家族プログラム」を12月26日に行いました。年の瀬のバタバタと忙しい時期でしたが、9名の方がご参加くださいました。

 12月のテーマは「薬物依存と家族」でした。身近な人の薬物問題が、ご家族に及ぼす心理的影響について話をさせていただきました。その後、日頃、依存症者と関わるなかで、ご家族の方が感じていらっしゃる「これでいいのかなぁ?」「私はもっと他の関わり方をした方がいいのではないか?」「私の関わり方は間違っているのではないか?」などの心細さや不安を語り合いました。

 依存症者に早く回復して欲しいという思いは、ご家族の方に共通しています。でも、ご家族の方が期待するペースで依存症者は回復していかない現実もあります。だからこそ、ご家族が孤立をしないことや、依存症者と関わりながら感じる正直な気持ちを分かち合うことが大切だと思います。「家族プログラム」は、ご家族の方が、(他の場所では)なかなか話す機会がないご自分の気持ちを安心して話せる場所であることを大事にしていきたいと思っています。

グループでは話しにくい方、自分の気持ちがわかりにくい方、もやもやしてうまく言葉にできない方など、ご自分のペースでゆっくり言葉にしていく作業をカウンセラーがサポートします。個人カウンセリングをご利用ください。ご予約は京都DARCまで。