自己紹介

自分の写真
〒612-0029  京都市伏見区深草西浦町6-1-2  サンリッチ西浦1F tel・fax 075-645-7105

2011年4月16日土曜日

京都府精神保健福祉総合センター主催 平成23年度 前期 依存症セミナーのご案内

京都府精神保健福祉総合センター主催
平成23年度 前期
依存症セミナーのご案内

今年度も依存症セミナーを開催します。
依存症セミナーでは、依存症に関する知識のご提供と当事者やご家族が回復していく姿をご紹介できる機会になればと考えています。関心のある方はどなたでも参加していただけ ますので、多数のご参加をお待ちしています。

5月 ギャンブル依存を考える
5月13日(金曜) 13時30分~16時30分
13時30分
講義:「ギャンブル依存を考える(仮題)」
講師:大谷大学 教授 滝口直子 氏

15時
体験発表:当事者、家族の方々

7月薬物依存を考える
7月22日(金曜) 13時30分~16時30分
13時30分
講義:「薬物依存を考える(仮題)」
講師:京都府立大学 准教授 山野尚美 氏

15時
グループ紹介・体験発表:京都DARC、ナラノンの方々

9月アルコール依存を考える
9月8日(木曜) 13時30分~16時30分
13時30分
講義:「アルコール依存を考える(仮題)」
講師:広兼医院 院長 廣兼元太 氏
15時
グループ紹介・体験発表:A.A.、アラノンの方々


※ 曜日がそれぞれ異なりますのでご注意ください。
参加方法:事前の申込みは不要です。当日、直接会場までお越し下さい。
参加費:無料
会場:京都府精神保健福祉総合センター(京都市伏見区竹田流池町120)
    地下鉄くいな橋 出口1 すぐ左側
お問合せ先:電話:075-641-1810

精神保健福祉相談員・臨床心理技術者による個別相談も行っています。
まずは、京都府精神保健福祉総合センター こころの相談電話(075-645-5155)におかけください。
平日 9時~16時(12時~13時は休止時間)

2011年4月14日木曜日

嵐山のグラウンドでソフトボール!!




東北大震災から一ヶ月が過ぎました。まだまだ余震が続いています。自分たちに何ができるのか?義援金を振り込みしたり、コンビニで小銭を入れたり。プロ野球も開幕しました。自分たちが出来るのは、ベストを尽くしプレーをして、勇気と希望を与えられたらと話していました。
自分たちに出来ることは復興を祈りつつ、なかまとミーティングを分かち合うこと、フェローシップを楽しむこと、出来ることに感謝することでしょうか。

今日は嵐山のグラウンドでクリニックの方たちとソフトボールの交流を行ないました。快晴の空の下、桜の花が散り始め、それを眺めていると、春を感じ癒されます。うぐいすの声が聴こえました。そんな中で楽しめることに幸せを感じました。試合は日頃の練習のおかげか、2試合とも勝利することが出来ました。渡月橋まで歩いたなかまもいました。ちょっと日焼けもしました。きっと明日はみんな筋肉痛かも、、、。

「薬物乱用・依存症防止のための学校講演事業」公募のお知らせ

新年度に入り、薬物乱用防止に関する講演依頼が入りだしました。
今年度も積極的に学校講演等を通して薬物の問題を伝えていきたいと思っております。

「薬物乱用・依存症防止のための学校講演事業」の公募のお知らせ
これまで京都DARCでは開設当初から中学・高等学校に講師を派遣し、薬物乱用防止講演を行ってきました。(2010年度実績では27校で講演を実施)しかし、一方で「学校講演に来て欲しいけど、講師料が・・・」という声も届いています。この事業では寄付金が15万円集まる毎に、京都府内の中学校・高校・専門学校に対して、HPやニュースレターを通じ広く「薬物乱用防止講演の講演先」を募るというものです。この度、皆様のご理解とご支援を頂きまして公募を始めさせて頂くこととなりました。広く学校機関から新規事業の講演公募をお待ちしています。

基本講演料は3万円とし、学校負担額+事業助成金=3万円とさせていただきます。 

応募方法:京都DARCデイセンター・マハロ  
電話&FAX:075-645-7105
受付対応時間:月~土9:30-17:00

薬物乱用・依存防止のための学校講演事業(京都地域創造基金)

第7回薬物依存症者回復支援者養成セミナー〔DARS in 札幌〕

薬物依存症者処遇プログラム研修
第7回薬物依存症者回復支援者養成セミナー〔DARS in 札幌〕
日時:2011年6月11日(土)・12日(日)
会場:北海道クリスチャンセンター 札幌市北区北7条西6丁目
資料代:3000円+カンパ
お問い合わせ・お申込み: 龍谷大学矯正・保護総合センター
TEL 075-645-2040
 
【第1日日】出会いの日~DARSとはなにか?~
6月11日(土)13:30-17:00

13:30-15:10
 挨 拶と趣旨説明 龍谷大学 石塚 伸一(30分)

「ダルク25年~わたしと北海道~」
 日本ダルク 近藤 恒夫(30分)

「刑事裁判における薬物依存症~APARI司法支援~」
 NPO法人アパリ 尾田真言(40分)
=休憩=(15分)
15:25-17:00
「当事者であること、援助者であること~福祉の視点~」
 三重ダルク 市川岳仁(40分)
「ダルクの内(うち)と外(そと)~仲間たちの視点~」
 京都ダルク 加藤武士(40分)

まとめ 石塚 伸一(15分)

(夕方の部) 18:00-20:00 ~懇親会~ 

【第2日目】別れの日~北海道で薬物依存について語りましょう~6月12日(日)
(午前の部)9:45-12:00
「朝のアイスブレーク」(15分)
「多様な機関を<つなぎ>、力を<ひきだす>~公共政策の視点~」
 龍谷大学 土山希美枝(40分)
「依存症と発達障害」
 医 師 中野 育子(40分)
「壁の内と外の薬物依存症」
 医 師 長谷川直美(40分)

=昼の休憩=12:00-13:00

(午後の部) 13:00-16:00 
「女子矯正施設の現場から」
 札幌マック 住谷喜久乃(20分)
「薬物依存の現場から」
 北海道ダルク 森 徹 (20分)
仲間たちと一緒にミーティングをしてみましょう~
 北海道ダルクのなかま (60分)
=休憩=(20分)=

「話し合い~北海道の~薬物問題について語りましょう~」 (30分)
それぞれの人たちが、それぞれの立場から、「何ができるのか」話し合いましょう。

【クロージング・セレモニー】(30分)

福祉系NPOのすすめ―実践からのメッセージ (実践のすすめ)


実践編:薬物依存からの回復では、京都DARCの取り組みが紹介されております。

福祉系NPOのすすめ―実践からのメッセージ (実践のすすめ)

内容(「BOOK」データベースより)
福祉系NPOが求められるようになった背景から設立方法・運営課題まで、NPO団体が福祉コミュニティの構築のために必要な連携・協働のあり方について解説する。そして、実践現場で活動する声として、福祉ニーズに取り組むようになった「想い」や人と人との「つながり方」について紹介する。

[目次]
基礎編
福祉系NPOとは何か―その生成と機能NPOを組織するとは
NPOの法人化と運営課題
市民と地域セクターをつないで
福祉NPOと地域福祉

実践編
在宅サービスをつくる―この30年を振り返って
障害者と学生とまちづくり、地域生活支援
HIV/AIDSとともに生きる人たちがありのままに生きるために
子どもへの暴力のない社会を目指して
貧困問題を通して社会を変える
薬物依存からの回復
子どもの最善の利益から考える環境整備
災害に強いまちづくり・ひとづくり
市民育成と情報交流ネットワークで地域力を育む


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
牧里 毎治
1977年大阪市立大学大学院生活科学研究科博士課程退学。1995年大阪府立大学社会福祉学部教授。2001年関西学院大学社会学部教授。現在、関西学院大学人間福祉学部社会起業学科教授、日本地域福祉学会会長、日本学術会議連携委員「社会学」、日本福祉社会学会理事、社会福祉法人大阪ボランティア協会理事長ほか

守本 友美
1987年神戸女学院大学大学院文学研究科修了。1997年近畿大学豊岡短期大学幼児教育学科講師。2002年広島国際大学医療福祉学部医療福祉学科助教授。現在、皇學館大学現代日本社会学部現代日本社会学科教授

水谷 綾
1994年米国ペンシルヴァニア州立インディアナ大学経済学部卒業。1997年社会福祉法人大阪ボランティア協会入職。2006年関西学院大学専門職大学院経営戦略科修了。現在、社会福祉法人大阪ボランティア協会事務局長

立石 宏昭
1986年東北福祉大学社会福祉学部社会教育学科卒業。2002年福岡県立大学大学院人間社会学研究科福祉社会専攻修了。2009年九州保健福祉大学大学院社会福祉学研究科修了・博士(社会福祉学)。現在、九州産業大学国際文化学部臨床心理学科精神保健福祉コース教授。日本職業リハビリテーション学会監事、日本福祉図書文献学会理事、NPO法人アントレ理事ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

薬物事犯受刑者、社会復帰の際の包括的支援について

高齢者や知的障害者などの再犯が問題視されるようになり、国も地域生活定着支援事業を創設、各地に支援センターを設立するなど受刑者が円滑に社会復帰できるよう対策が講じられるようになっています。
しかし、まだまだ薬物依存症者は支援のネットワークから取り残されている現状があるのではないでしょうか。大阪や京都、東京で継続してきた、出所してきた薬物依存症者への支援現状と課題を踏まえながら、今後の薬物事犯の社会復帰の支援について検討するフォーラムです。

講演とパネルディスカッション-講師紹介-
丸山泰弘(立正大学)
益子千枝(大阪府地域生活定着支援センター)
加藤武士(京都ダルク)
阪本高司(大阪ダルク)
幸田実(東京ダルク:東京会場のみ)
受刑後社会復帰経験者(ダルクのなかま)
コーディネーター:谷口伊三芙(フリーダム)

東京会場
2011年4月23日(土)午後1時30分より開始受付は1時15分からです。
国立オリンピック記念センター・センタ一棟311号室
住所:東京都渋谷区代々木神園町3-1

主催:フリーダム、大阪ダルク、京都ダルク、東京ダルク

大阪会場
2011年5月14日(土)午後1時30分より開始受付は1時15分からです。
大阪弁護士会館
住所:大阪市北区西天満1-12-5 

主催:フリーダム、大阪ダルク、京都ダルク
共催:大阪弁護士会刑事弁護委員会

2011年4月10日日曜日

スマイルさん、安らかに



京都、大阪も桜が満開になりました。天気も良く桜を愛でるにはいい日になりました。

先日、新聞で「頑張れ、東北」という言葉に対して、憤りを感じるという記事に目が止まりました。「既にギリギリの中で頑張っている。苦労していない遠い地から心がない。」という内容でした。
「頑張れ。」と「頑張ろう。」には大きな意味の違いを感じます。自分たちも頑張って止めようとしました。でも、どうしようもなくダルクと出逢いました。「頑張れ。」という言葉にいろんな想いを抱いたのを思い出しました。ダルクに出逢い、「一緒に頑張ろう。」「一人で頑張るな。」って云われホッとしたのを覚えています。

「一緒に考え、それぞれが出来ることを、一緒にがんばろう。日本」

8日、加藤と一緒に岐阜拘置所に面会に行きました。透明の板の向こうには、緊張しながらも笑顔を作っているなかまの姿がありました。優しそうな人懐っこい顔。話す内に自然な笑顔に変わっていきました。「良かったら一緒にやって行こう。待ってるよ。」自分たちにはこの言葉しか伝えることが出来ないような気がします。でも何かの力で出逢うことが出来ました。「一人じゃないからね。」そう声を掛け面会の時間が終わりました。

その後、岐阜ダルクに寄りました。元気ななかまとの再会でした。施設長の遠山さんと名物の台湾ラーメンを食べ、NAミーティングへ。その後、静岡に向かいました。着いたのは夜の11時半。9日は朝から駿河ダルクへ。ここでもなかまが笑顔で迎えてくれました。感謝。

14時からカトリック静岡教会にてスマイル、大木 文夫さんのお別れ会に参加しました。施設長の五十畑さんの声かけで沢山の方が故人を偲びました。数年前に撮ったというスマイルさんらしい笑顔の写真がありました。24年前に東京で出逢い、引っ越しを手伝ったり、横浜のミーティングに出たり、一緒のアルバイトに行ったり、名古屋でもお世話になりました。「いいんだ、さとし。」が口癖でした。涙あり、笑顔ありのスマイルさんらしいお別れ会でした。精一杯、自分のため、なかまのために走り続け、喋り続けた生き様に感銘し、敬意を憶えます。ありがとう。安らかにスマイルさん。「いいんだ、いいんだよ。」

   笠嶋

2011年4月3日日曜日

NAの花見フェローシップに参加!!













4月2日、NA(薬物依存者の自助グループ)関西エリアの京都、おたべグループ主催のフェローシップに京都ダルク、スタッフ、利用者で参加しました。なかまのひとりが朝3時に場所取りをしてくれた、蹴上の駅から歩いてすぐの「京都インクライン」に集合。琵琶湖からの疎水を利用し物資を船で運び、インクライン(傾斜電車)に船を乗せ運んだらしい。坂の上からインクラインに掛かる桜の木は美しい情景でした。疎水の緩やかな水の流れは、心が静かになる時間を与えてくれました。滋賀のなかま、大阪のなかまも集まり賑やかな楽しいひと時も過ごせました。

インクラインから南禅寺へ。松、梅、桜を楽しめました。見事に整えられた庭園はホッとさせてくれました。大変な時期に美しい景色、楽しい時、癒されるなかまと共に過ごせるとは、なんと幸せなことでしょう。

参加出来たなかま、準備してくれたなかま、心地良い疲れの中、それぞれにNAのミーティングに出かけて行きました。感謝。