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2011年5月30日月曜日

6月の薬物乱用防止関連学校講演予定

6月1日平安女学院高等学校
6月2日京都府立洛水高等学校
6月20日桃山学院大学
と学校講演予定が入っております。

薬物のたった一回の使用であっても、「乱用」と言います。
頭痛薬や風邪薬などの市販の薬を自分勝手な方法で使用することも「薬物乱用」です。

依存症=嗜癖(アディクション=addiction)は、学的用語として概念が規定されたものではなく、ヒトの依存的、嗜癖的行動を広く含む用語として定着した用語です。アルコール・薬物・ギャンブル・盗み・性癖などがあげられます。熱狂的な野球ファンなどもアディクトと言えるでしょう。

2011年5月29日日曜日

びわこ家族会にて


去る5月28日、びわこダルク施設長、猪瀬氏の計らいで、毎月第四土曜日に行なわれている「びわこ家族会」にて、お話しさせて頂く時間が与えられました。いつものように壇上に上がってから浮かんだ言葉を話します。家族の方にお話しする時は、自分が依存症の真っ只中の時、家族が巻き込まれ病んでいったことを、思い出させてもらえます。ダルクに繋がる前の自分に。
俯いて疲れた姿が目に入るのですが、今回は皆さん明るく、服装も明るくびっくりしました。自分の話しに耳を傾け、時には涙し、時には大笑いしている姿を見ていると、皆さん自分自身の人生を歩いておられるんだなぁって感じることが出来ました。日頃の活動の素晴らしさを感じることが出来ました。いろんな心の葛藤、期待、落胆を抱えておられると思いますが、話している自分が力を貰えたように思います。
雨の中、40名程の方が集まっていました。琵琶湖を目の前に眺めることが出来ました。
ダルクの活動と共に、家族の方のケアも大切なことだと、改めて感じさせていただきました。貴重な時間をありがとうございます。感謝。

   さとし

バザールカフェにて



















梅雨入りし寒い雨が続いています。この時期には珍しい台風も過ぎ、東北地方に梅雨前線がかかっています。心配です。
毎週木曜日、京都ダルクでは今出川のバザールカフェにて、庭の手入れなどのお手伝いをさせて頂いています。14時からバザールカフェの方とミーティングをし、その日することを話し合います。今回はダルクのなかま3人とカフェの方で野菜を育てる場所の雑草を抜き、土を耕しました。予定ではここまででしたが、雨も止んでいたので石灰を撒き、いい土を創る作業もしました。スコップで土を掘り、鍬で耕し、畑らしくなりました。サニーレタスと水菜を育てる予定です。土に触れること、空の下で作業すること、身体にも、心にもいいことですね。
バザールカフェは毎日、シェフが換わり違った国の味が楽しめるとのこと。お手伝いだけではなく、一度お客さんで来たいものですね。
庭には様々な花が咲いています。ハーブが育っています。京都らしく落ち着いたひと時を過ごせる場所です。
バザールカフェhttp://www.blogger.com/img/blank.gif
京都市上京区岡松町258
烏丸今出川通一筋上ル西入
075-411-2379
11:30~20:00
木~土曜のみ営業
地下鉄烏丸線「今出川」駅4番出口 徒歩1分
日替りワンプレート 650円
サンドセット 650円
飲物・ケーキ 350円~

   さとし

2011年5月24日火曜日

京都DARCが「家族ケア」を無料で提供している理由(わけ)

 京都DARCでは、「家族ケア」として、依存症者の家族の方(以下「家族」)の心理教育グループ「家族プログラム」、個人カウンセリング、家族ためのワークショップを行っています。これらのサービスを有料化することも検討しましたが、私たちは無料で提供することにしました。

 薬物依存症(以下「依存症」)に陥ると、薬物の問題を持つ人(以下「依存症者」)は、病気が進行するにつれ、「薬物を手に入れること」が何より大事になってしまいます。そのために、家族は様々な問題に巻き込まれることになります。そのなかでも、「お金のトラブル」は必ずといっていい程、引き起こされる問題です。例えば、依存症者は薬物を手に入れるためにいろいろな人や機関に借金をすることがよくあります。そして、依存症者が返済できない場合は、その借金の返済を家族が求められることが多いのです。たとえ法律的には、保証人になっていないから「払わない」と言えるとしても、多くの家族は“ここでちゃんと返済しておかないと、将来的にこの子が困ることになるのではないか”などの依存症者が薬物使用と止めた後に「困った事態」にならないようにという気持ちや不安から、借金を肩代わりする場合があります。また返済の督促の電話が頻繁にかかってきたり、督促に家まで来られたりすることで家族自身の生活が脅かされ、“返済するしか道がない”と追い詰められてしまうことなども多くあります。なかには、依存症者が借金をした相手が親戚や家族の知人など、これからも付き合いを続けていく人だから“返さざるえない”場合もあります。本当は、保証人になっていなければ支払う義務はありませんし、家族に返済を求めたり督促したりするのは法律違反です。それでも、法律を知らなかったり、人間関係を壊したくない気持ちから、このようなトラブルに巻き込まれることが1回だけではなく、何回も起きます。その結果、家族のなかには、財政的に非常に厳しい状況に置かれる方も多くいらっしゃるのです。

 私たちは、身近な人の依存症問題で、心理的ケアを必要としている方は、みなさんが平等に「必要としているサービスを受ける権利」があると考えました。例えば個人カウンセリングを、1時間5000円と有料にすると、その金額を払える方しか京都DARCに来ることができなくなってしまいます。家族のなかには、それを知った時点で、京都DARCで心理ケアを受けることを諦めてしまわれる方も多いと思います。また、京都DARCを訪れる家族に「あなたの財政状況はどのなっていますか?」と、収入や支出などの細々した部分をお聞きすることにより、“なんで、こんなとてもプライベートなことまで聞かれなくちゃいけないんだろう? 依存症者の家族だからか…”と思われる方もいらっしゃると思います。それは様々な傷つきを抱えた家族を、さらに傷つけてしまうことにもつながりかねません。私たちは、このように「限られた人しかサービスを受けられない状況を作ってしまうこと」や「サービスを受けるにあたっての関門を設けること」は避けたいと思いました。だから、依存症の問題で困ってヘトヘトになりながら、京都DARCに来て下さった家族の方みなさんに、必要とされる心理ケアを無料で提供しようと決めました。

 しかし、京都DARC自体が、強靭な財政基盤をもつ団体ではありません。これらのサービスを無料で提供する財政的な負担を背負いながら、他の活動も行うことは、京都DARCの財政状況を圧迫してしまいます。私たちの趣旨をお汲み取りいただき、この事業へのご支援をお願い申し上げます。

家族ケア(地域創造基金)

2011年5月22日日曜日

4月の家族プログラム

 あっと言う間にゴールデンウィークも終わり、梅雨のような雨続きだったのが一転して、夏日を思わせる陽気になっています。みなさま、いかがお過ごしでしょうか?大変遅くなりましたが、3月と4月の家族プログラムの報告をお届けします。

3月は「薬物依存~回復」、そして4月は「薬物依存と家族」がテーマでした。3月は16名、4月は15名の方がおみえになりました。
 
薬物依存症からの回復は、長く時間がかかります。例えば、DARCにつながったから、もう何も問題がなくなって回復の道をまっしぐらに進んでいくというものではありません。ご家族の方が、“早く回復してほしい” “早く「普通」になってほしい”と期待を抱くのは、ある意味当然だと思います。でも、依存症者はご家族の期待通りのペースでは回復しません。ご家族の方が、回復には時間がかかるものだと理解、受容することは、「なかなか変わっていかない状況」を目の前にしたときに、焦りや不安に振り回されることなく、自分の感情とつきあっていくことにつながります。
また、家庭のなかで「薬物問題」が起こると、ご家族の方が気付かないうちに依存症に巻き込まれ、自分自身を見失ってしまうことがよくあります。「今の自分」がどのような状態のかを知ることは、長期間に渡ることが多い「依存症との付き合い」のなかで、ご家族の方が燃え尽きずにいるためには重要です。

依存症は「命に関わる病気」です。だらこそ、ご家族の方がその深刻さに押しつぶされないように、同じ立場の「仲間」とつながり、勇気と力を得ることが大切だと思います。「家族プログラム」では、参加者の方々と共に、それぞれがエンパワーする場を育てていきたいと願っています。

「家族プログラム」では、残念ながら、お一人の方にお話しいただける時間が限られてしまいます。お一人、おひとりの状況にあった対応を考えたり、自分だけで抱え込んでいる感情を少しずつ解きほぐすことは難しいこともあります。京都DARCでは、そのようなご家族のニーズに対応するために、個人カウンセリングを行っています。ぜひ、「家族プログラム」と同時に「個人カウンセリング」もご利用ください。個人カウンセリングは予約制です。お問い合わせ、ご予約は、京都DARCまでお電話をお願いします。

予約電話番号
075-645-7105
(月)~(土)9:00~17:00

家族ケア(地域創造基金)

2011年5月21日土曜日

京都DARC指定事業に寄付金をありがとうございました




京都地域創造基金が行う「カンパイチャリティキャンペーン」に地域の方が今回、ご協力下いました。
(株)浪漫家グループ様ありがとうございました。京都市内の数店舗で1杯キャーンペーン(飲み物1杯に付き100円の寄付金)で募金を集めて下さりました。地域の方々と寄り添いながら力を合わせて少しでも多くの人に薬物乱用、依存防止、薬物依存症者家族ケアーの為に使わせてもらいたいと思います。
ちなみに今回のご寄付は「薬物乱用・依存防止のための学校講演事業」に使わせていただきます。

薬物乱用・依存防止のための学校講演事業
カンパイチャリティキャンペーン 
浪漫家

浪漫家さんのお店に素敵な言葉がいっぱい書かれております。その中でもお気に入りをご紹介いたします。
「しあわせだから感謝するんじゃない。感謝するからしあわせなんだ。」

京都DARC指定事業に寄付金いただきありがとうございました。    たけ

2011年5月18日水曜日

キラッと生きない!!「脱力系フェスタ」に参加して


5月14日、文教大学にて「脱力したって全然、OK!!」というコンセプトのもとで、「トークイベント&映画上映」「舞台」「こわれ者の祭典」「脱力系飲食模擬店&ゆる~い物品販売」などの模様市が開催されました。京都ダルクでは今回の参加が初めてで、数日前から案を練り、準備をし、模擬店で「おでん」を出し、販売では「レザークラフト」「書籍」を販売して来ました。午前11時、それぞれの、コーナーに分かれて販売開始!!女性は「おでん」担当!。12時を過ぎると、「おでん」の前に人だかりが出来始め、大忙しでした。会場内では、各模様市が行われていて、交替で他のブースを観ながら「レザークラフト」&「書籍販売」!。なかまがお客さんに、丁寧に商品の説明をしていました。午後2時半を過ぎると「おでん」が完売しました。 
会場内の販売ブースでコンセプトにあったように、「脱力したって全然、OK!!」といった感じで、力を抜いてイベントを観たり、仲間と喋ったりしながら過ごしました。
また、このようなイベントがあったら「参加したいなぁ。」と思いつつ、夕方5時頃、会場を後にし、自助グループのミーティングに向かいました。参加した皆さん、お疲れ様でした。

          ゆう

2011年5月17日火曜日

三河ダルクフォーラム



今日も陽射しが眩しいですね。いい季節です。
5月14日、京都ダルクのなかまは、3つのイベントに分かれて参加しました。自分たちは車2台に分乗して、10人で「三河ダルクフォーラム」に参加しました。テーマは~新しい生き方~。道中から車中は賑やか、にこやか、大笑い。そんな時間も癒される大切な時間の共有ですね。自分は相変らず、サービスエリアで空の写真をパチリ。「空、好きやなぁー。またかぁ。」となかまに冷かされながら。木曽三川、(揖斐川、長良川、木曽川)を渡り、愛知県に入ります。見慣れた景色です。名古屋インターを過ぎて、矢作川を渡ると右手に岡崎城が観えます。三河に入りました。豊川インターを出て、豊橋駅前へ。昼食は名物、味噌かつ。
会場はなかま、家族の方、支援者の方で一杯でした。顔なじみのなかまとの分かち合い、新しいなかまとの出逢い、懐かしい方との再会。心が癒される時間を過ごす事が出来ました。初めてフォーラムに参加するなかまは緊張気味です。楽しむ余裕は無い様子ですね。でも、貴重な体験です。2週間、名古屋ダルクにお世話になったなかまは、お互い元気に再会出来たことを喜び合っていました。良かった良かった。
三河ダルクは5回目のフォーラムということで、利用者、支援者、地域で根付いた活動になっていました。続けることの大切さ、大変さ、美しさを体験させていただきました。ありがとうございます。
京都に戻ったのは22時。みんなお疲れ様でした。いい出逢い、経験になりましたね。

  さとし

2011年5月10日火曜日

ソフトボールで交流!!




春を飛び越し、夏のような日差しになった9日、京都の上鳥羽グランドで、京都、びわこ、大阪ダルクのソフトボール交流をしました。前回、京都ダルクは2連敗しています。今回は週一回は練習を重ね、ノック、シートバッティング、連携プレーに時間を費やしました。一番大事なチームワークが出来たと思います。
試合は京都対びわこから。前回は完敗。今回は日頃の練習の成果が出て勝ちました。みんな良く打ちました。良く守りました。大阪対びわこは大阪の勝利。最終試合は京都対大阪。接戦の末、京都ダルクが勝ちました。なんと2連勝^^。日頃の練習が実を結びました。試合の後はノーサイド。握手とハグで健闘を称え合いました。
日射病も無く、みんな怪我も無くと言いたいところですが、なんと自分が軽い肉離れ><。歳には勝てません。

いつもミーティングで分かち合っていますが、身体を動かしながらのフェローシップもいいですね。今度はどこでかな?、、、。お疲れ様でした。

2011年5月2日月曜日

レクでバーベキュー!!



新緑の葉が風に吹かれ心地良い春がやって来ました。5月2日、快晴の空には黄砂で少し霞んでいました。もうそんな季節になりました。ダルクから京阪電車で15分の中書島駅。少し歩いたところに伏見港公園があります。宇治川と鴨川疎水の水門がありました。十石船が今も龍馬ゆかりの地を、観光船として運航されています。そんな歴史のある公園の横でバーベキューを楽しみました。総勢19名。肉、野菜の準備、買出し、場所取りなどみんな協力して、いつもレクリェーションが行なわれます。助け合い、分かち合い、大切なプログラムですね。

炭から火を熾し、みんなでお茶で乾杯から始まりました。流石にダルクのみんな。焼き始めてあっという間に平らげました。サッカーをするなかま、キャッチボールをするなかま、公園を散歩するなかま、昼寝をするなかま。其々が楽しんでいました。その後は焼きそば。外で食べるのは本当に美味しいですね。片付けも大切なこと。来たときよりもきれいに。最後はみんな笑顔で集合写真。

楽しいひとときに感謝。今度は何かなぁ。

  さとし