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2011年11月23日水曜日

8周年フォーラムを終えて


















京都も紅葉の季節がやって来ました。DARCの近くにも、伏見稲荷、東福寺など、紅葉の美しい寺院があります。

11月19日(土)NPO法人 京都DARC 8周年フォーラムが、ひと・まち交流館にて行われました。当日は雨の中、大勢の方の御来場ありがとうございました。改めて、薬物問題への関心の深さ、京都DARCの活動の大切さを感じました。

オープニングのスライドショーから涙が出そうになりました。緊張しながら話すなかまの姿に、かつての自分を思い出しました。

講演ではNPO法人 三重DARC施設長 市川 岳仁氏を講師としてお招きし、「回復とアイデンティテー」というテーマで、パワーポイントを使ってのわかり易いお話でした。会場の方も熱心に耳を傾けていました。

会場の外では、書籍販売、利用者で作ったレザークラフト、初めて体験した稲作で出来た新米の販売も行われました。新米は無事、完売することが出来ました。

18時30分からは、恒例の祝賀会。家族の方からの差し入れ、新米で作ったおにぎり、買い物、調理、盛り付けまで利用者が中心となって準備されました。毎年のことながら、手際の良さに感心させられます。味も好評のようでした。

食事の進む中、遠くは沖縄から参加してくれたなかま、各ダルクのなかま、来賓の方のお祝いのお言葉を戴きました。

今年も無事、フォーラムを終えることが出来ました。

日頃からの御支援、御協力に感謝致します。ありがとうございます。

回復、そして自分らしさを見つけるため、新しい「今日だけ」が始まっています。

  笠嶋

2011年11月19日土曜日

家族プログラム10月報告

大分秋らしく、木々も少しずつ色づいてきています。それだけ気温差が激しいということかと思います。風邪などひかないようお気をつけください。

10月23日に「家族プログラム」が行われ、15名の方がおみえになりました。テーマは「家族の回復」でした。身近な人の薬物依存症が引き起こす様々な問題や、これからどうなるんだろうなどの不安や状況が好転しないことへの苛立ちなどから、依存症者の家族は、知らない間に緊張状態になっていることが多くあります。そして緊張状態が長期に及ぶと、自分が緊張していることがわからなくなってしまいます。そのような時、心身の様々な「症状」が自分の状態を教えてくれることがあります。依存症は時間がかかる病気です。だからこそ、症状が伝えてくれることを手がかりに、ご家族自身が必要なケアを受けることが大事になります。知らない間に、自分の限界までしんどくなっていると、依存症者を「見守る」力もでてきません。だから、家族プログラムやナラノンで仲間につながり、不安や孤独感を減らしていくことが大事になります。また個人カウンセリングで、自分のペースで、じっくり自分の「症状」や感情などと向き合うことも有効です。そして、フォーラムやセミナーで依存症からの回復者の体験談を聴くことは、絶望してしまいやすい状況で、希望をみつけられる体験になると思います。本日はあいにくの雨ではありますが、午後に「ひとまち交流館」でフォーラムを行います。もしよろしかったらお出掛けください。

薬物依存症者の家族心理ケア事業

2011年11月11日金曜日

バザールカフェにて













毎週木曜日、午後からスタッフと利用者で、今出川近くの”バザールカフェ”にて庭の手入れ、野菜作りのお手伝いをしています。今週はいつもお邪魔しているスタッフに代わり伺いました。朝からはカフェにて利用者がお手伝いをしています。キビキビした動きで頑張っているようです。

今週は育てている、ほうれん草、水菜の雑草抜き、防護ネットの補修などを行ないました。日当たりのいい場所は季節で変わるようです。土の良し悪しでも育ち方が違います。大切なのは心を込めて、手入れすることですね。人間も同じように感じます。雨も降ることなく、ブロックに土を詰め、ネットの先を挿し込み高さを調節しました。

バザールカフェでは毎年、開催している”Peace Music Festa”を今年は11月23日(水)am11:30から行なうようです。利用者もお手伝いに行きます。詳しくは http://bazaarcafekyoto.web.fc2.com/まで。

   笠嶋

2011年11月10日木曜日

平成23年度「若者の薬物問題について考える講演会」の開催について

 近年,大学生や高校生等,若者が薬物依存症に陥るケースが顕著となっています。

 この度,薬物乱用の広がりと危険性,及びその解決策など,若者の薬物問題について理解を深めるための講演会を下記のとおり開催しますので,お知らせします。

 今回は,薬物依存症の治療に取り組む精神科医師と薬物依存症リハビリ施設の施設長による講演や,当事者の方々によるお話を通して,薬物依存について考えます。

1:日時
平成23年12月5日(月)午後1時20分~午後4時50分(午後1時 開場)

2:会場
立命館大学衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム
(京都市北区等持院北町56-1)

主催  京都市
共催  立命館大学学生部
平成23年度「若者の薬物問題について考える講演会」のちらし(PDF形式:741KB)

2011年11月7日月曜日

ハーモニーファーム安土にて稲作体験part8












11月5日、いつものように8名でダルクを9時に出発。行楽シーズンに入って、比叡山に向かう車が多いのか、少し渋滞しました。道路に溝を刻み、音楽を奏でる琵琶湖大橋を通ります。ススキ、きりん草が多くなり、秋を感じます。

ハーモニーファームに着き、今回は雨の中、はさを片付ける作業と、倉庫で籾摺りをする作業の二手に分かれました。はさを片付ける作業は泥まみれになり大変だったようです。

7月から、雑草抜きから始まった稲作体験。真夏の暑い中、田圃に足を取られながらの作業は大変でした。行く度に稲が育ち、廻りの景色も変わって行き、季節の移ろいを感じました。作業を重ねることで、農業の厳しさを知りました。同じ目的に向かって、力を合わせることの大切さも再認識しました。ダルクでは見れない、なかまの表情を感じることが出来ました。

収穫した”無農薬米 ひのひかり”は19日の「京都ダルクフォーラム」で販売します。乞うご期待下さい。

  笠嶋

2011年11月3日木曜日

ソフトボールで交流!!









ダルク前の公園の桜が色つき始めました。京都では紅葉の季節がやって来ました。今月中にはレクリエーションで紅葉狩りに行く予定です。

10月31日、京都の上鳥羽グランドにて、びわこダルク、大阪ダルクのみんなと、ソフトボールの交流試合をしました。前日の雨も止み、朝から天気に恵まれました。今年、何回目かのフェローシップです。なかまとの再会、新しいなかまとの出逢い。いつもの光景ですが、自分たちには大切なことです。

3チームに分かれ、試合をしました。それぞれ試合に備え、練習をしたようで、打球が外野を越えて、ホームランになったり、鋭いライナーをファインプレーしたり、交流を重ねる度に上手くなっています。応援の声も大きく、和気あいあいの中にもみんな真剣に楽しめたようです。

毎回、感じることですが、青空の下で汗を掻くことは気持ちいいものです。日頃、あまり顔を合わさないなかまと、お互い”素面”で分かち合えることの素晴らしさを味わえたひと時でした。

みんなお疲れさま。怪我なく終えて何よりでした。

京都ダルクでは、12月2日に、京都市主催のソフトバレー大会”京ふれあいアタック”に参加します。さぁ、次はソフトバレーの練習です。

   笠嶋